最近,「価値」ということに関心がある。
もともと関心はあったが,ドイツ経営経済学の場合,対象として「価値の流れ」ということがずーっと言われ続けてきた。一般的には企業をめぐる収支の問題あるいは原価と売上の問題が対象となっている。それは間違いではないし,これからも受け継がれていくべき視座だと思う。
ただ,「価値」という概念について,突っ込みが不十分なような気もする。そのあたり,ジンメルの『貨幣の哲学』(Simmel, G.[1900])を軸にしながら説明できないだろうかと考えたりもする。
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