谷口和彦[2011]『生産と市場の進化経済学』共立出版。
うちの大学はきわめてデカイので,学部が違うとほとんどご縁がない。特に,私の場合,現在の経営学部と経済学部が分離する前の商経学部時代にはいなかったので,なおのこと。ただ,前任校で経済政策などを担当しておられた先生から,ちょろっとお名前くらいは聞いたことがあったような気がする。
で,何かの折に単著を出されたという情報を入手して,タイトルをみて購入。学期初めの教科書売り場に学生に交じって立ち読みしてみたり。
序文に曰く,テキスト(学部学生~大学院生 / 一般)として書かれたものということもあってか,ひじょうにすっきりとした体系のように見受けられる(←いわゆる定番的な教科書とは異なるのだろうが)。しかも,文章に歯切れがあって読みやすい。
また追って内容について書くことにするが,経営学をやる学生にとっても有益な気がする。
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