ここは,山縣ゼミ第3期(2011.4~2013.3)のページです。
学 科 |
男子 |
女子 |
計 |
経 営 |
5 |
3 |
8 |
商 |
3 |
8 |
11 |
キャリア・マネジメント |
1 |
2 |
3 |
計 |
9 |
13 |
22 |
みんな,元気で頑張ってる?
社会人2年目,いろいろと忙しくなってきたと思う。仕事も遊びもめいっぱいに。これは,ゼミの頃から変わりなく,山縣ゼミのモットーです(笑)
充実した日々を(^^)/
ちょっと前の文章ですが,卒業式&謝恩会の翌日にUpした文章を(若干修正のうえ)掲載します。(2014年8月21日)
第3期は,ほんとにいろいろとイベントが多かった。メンバーが決まった2010年12月から毎月のように飲み会があったり,BBQしたり,他のゼミと合同飲み会やったり,縦イベントもやったり,クリスマスのプレゼント交換もやったり,誕生日会もやったり,そして4回も合宿やったり。卒論集『出藍』に載せた写真の数々を見ると,その濃密さを今さらながらに思う。
卒論もいろいろと厳しいことを言われながらも,めげずについてきて,ちゃんと全員いいものを仕上げてくれた。手前味噌で恐縮ですが,それぞれに外に出しても恥ずかしくない卒論ができあがったと,私は強く思っている。
そして,21日。
いよいよ羽ばたく日が来た。
2010年の9月末に募集を始めて,第1次募集だけで完結できた初めての代。たまたま着任年度(2009年)に商学科で基礎ゼミと1年生向けの経営学を担当したという縁で来てくれたメンバー,2回生のときに当時はまだ特殊講義だった企業行動論を受講した縁で来てくれたメンバー,キャリアマネジメント学科で経営戦略論を受講した縁で来てくれたメンバー,あるいは演習の募集要項を見た縁で来てくれたメンバー,それぞれから偶然でめぐり会った22名。私にとっては,奇跡としか言えないような濃密なメンバーたち。それぞれが強烈な個性をもちながら,それらが化学反応のように相互に作用しあって,山縣ゼミの「ロール・モデル」を築き上げてくれた。
その個性ゆえに,フリー・ライダーに終始するメンバーが一人としていなかった。これは稀有なことである。個性とは,一人だけで光を放ちうるものではない。そのことを,なぜか全員がわかっていた。そのようなことを,私が指導した記憶はない。ということは,それぞれがそれぞれと相互に触れ合うことによって,結果としてそれぞれが光を放ち,個性が輝くのをわかっていたということだ。単なる「みんな一緒に」というような甘っちょろい表層的な協調関係ではなく,反発しあうこともおそらくは時としてありつつ,しかしそれぞれが楽しむためにこそ「協働」するという関係が築かれていった。
しかも,みんな研究に関して,しっかり手を抜かずにやってくれた。正直,嫌気がさしたメンバーもいたかもしれない。もしかしたら,もっと「楽勝」と見えるスタンスのところもあったかもしれないから。でも,誰も投げ出さなかった。そのことがすごくうれしかった。その結果としてできあがった『出藍』第2巻。
「学びも遊びも一生懸命に」という理念。これを「建前」に終わらせず,「本音」へと昇華させてくれた。こんなうれしい,喜ばしいことが他にあるか。
夜の謝恩会。いつもどおりといえば,いつもどおりの飲み会。もう今さら事新しく,構え直す必要などない。不思議なくらいに,一つの達成を見る思いがした。それが何かといわれると言葉にしがたいのだが,盛り上がり方の自然さがすばらしかった。何度も何度も数重ねてきた「遊び」の成果というべきか。
しょーごが丹精込めて準備してくれたDVDには,そんな2年半が凝縮されていた。
予定より遅れて始まって,予定よりさらに遅く(=要は,予定時間を超えてw)までつづいた謝恩会。この仕事をしはじめて丸10年。一つの区切りが,こういうかたちで結実したことは限りない喜びだ。追いコン,ゼミ修了式,そして謝恩会と3回もあいさつをしながら,そして一人ひとりにメッセージを書いたにもかかわらず,自分の文才・しゃべりの才のなさゆえに大したことも伝えられなかったけれども,ただただ感謝している。ありがとう。謝恩会で尽力してくれたよーへいに,殊に感謝。
この個性あふれる(クセのある,というべきかもなw)22名(←山縣を含むwww)を一つの自律と協働の共同体にまとめあげたゼミ長,たつやにも大いなる感謝を。そして,その功を称えて拍手を。同じく,それをフォローし,時にリードしたすべてのメンバーにも感謝と称賛を。
みんなはこれから社会へと飛び立つ。いろいろと厳しい状況に直面することもあるだろう。理不尽なことに遭遇することもある。つらいこともある。
にもかかわらず。「どんな運命も,それをよいものとしようと欲するならば,よい運命となるのだ」「ほんとうの進歩を証するのは,人がそこでどんな楽しみを感ずることができるかである」(アラン『幸福論』)。
何度も言ったが,心と身体の健康にだけは十分に気を付けて。そうすることで,よい運命への途が大きく拓かれると私は信じる。
また元気な姿で会える日を心から楽しみにしています。
ひとまずの最後に,もう一度。何度でも。心から,ありがとう。また会おう。
2013年3月22日
山 縣 正 幸